2020.03.03 Tue 【今日の本屋さん】5月1日発売予定、集英社・ジャンプコミックスさん・吾峠呼世晴先生の「鬼滅の刃 第20巻 ポストカード全16種セット付き特装版」お問い合わせ殺到中!…にも関わらず、ほとんどの書店がご予約を受け付けていない理由について,の書店員による私見。
【今日の本屋さん】
お早う御座います。
書店員の信楽で御座います。
本日は朝からお問い合わせラッシュ!
店頭ではもちろん、お電話もかなり戴きました。
その原因はこちら!!
5月1日に発売が決定されました、集英社・ジャンプコミックスさん・吾峠呼世晴先生の「鬼滅の刃 第20巻 ポストカード全16種セット付き特装版」で御座います!!
通常版と同時発売です!
いやー
情報を戴いた時の第一印象が
「……いかん、これトラブルとかクレームが絶対発生するパターンだわ……」
だったのですが。
予想通り、SNS等webでは
「どの本屋も予約を締め切っている!」
「予約が埋まるの早すぎ!」
「何で受け付けてくれないの?!」
等の文章が乱れ飛んでおりました(汗)。
……実のところ。
書店員的な私見を言わせて戴ければ。
ほとんどの書店さんは「埋まった」のではなく、「受け付けるのを控えている」のだと思われます。
かくいう勤務先書店でも、「特装版」のご予約は受け付けていなかったり致します。
それでは。
何故に受け付けていないのか?
理由は簡単。
「入荷数が分からないから」
(きっぱり)
基本的に本は取次(問屋さん)からの「配本」という形で入ってくるため、書店は入荷数を決めることが出来ないので御座います。
一応、「希望数」を伝えることは出来るのですが……
あくまで希望。
特にこーゆー人気商品の場合、
書店の希望通りの数が
入ってくることは
まずありません。
となりますと、入荷数よりご予約戴いた数の方が多くなることが確実で、
いわゆる
「客注割れ」
という状態になってしまいます。
せっかくご予約を戴いたのに商品をご用意出来ないお客様が出てしまうことになりますので、ご予約を受け付けることが出来ないので御座います。
――とはいえ。
「ご予約希望者がいる商品の入荷数が分からない」
といったことは「鬼滅の刃」に限らず、しばしばあったりすることだったり致します。
勤務先書店では通常このような場合
「お客様の分をご用意出来ない可能性が御座いますが、それでもよろしければ」
とお受けしております。
では何故今回はそれをしていないのか?
はい。
理由は、
「刷り部数が非常に少ないという情報があるから」
です。
「超絶大人気タイトル」
「特装版」
「刷り部数が少ない」
もー嫌な予感しか(汗)。
いやーもーねー。
実はこういう「話題」の「大型商品」で「手に入りづらい」という場合。
事前に「ご用意出来ないかも」と説明していても
「そんなことは言われなかった」
というクレームが結構な確率で発生するので御座います(汗)。
(文書を手渡そうがポスターやPOPで説明してようが、必ず)
「言った」「言わない」は水掛け論で、実際がどうだったであれこうなると商売的には書店側に非があることとなりまして。
書店員が謝り倒してご納得戴くしかないのです(泣)。
が。
中には
「予約してたんだから絶対に用意しろ!」
「どうしてくれる!」
「誠意を見せろ!」
等と非常に大きなクレームへ発展することも結構あったり致します。
故に対策として
「だったら受けない方が良い」
との結論に至るわけで御座います。
……さて。
ここまでネガティブな情報ばかり書いてしまいましたが。
逆に言えば
「配本数が決まったら受け付ける」
ということでして。
勤務先書店でも、取次(問屋さん)から配本数の通知が到着次第ご予約の受付を開始する予定でして、同様の書店さんも多いのではないかと思われますですよ!!
……ただ。
それがいつになるかは、取次さんのみぞ知るというのが辛いところなのですが。
(ぉぃ)
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書店員の信楽で御座います。
本日は朝からお問い合わせラッシュ!
店頭ではもちろん、お電話もかなり戴きました。
その原因はこちら!!
5月1日に発売が決定されました、集英社・ジャンプコミックスさん・吾峠呼世晴先生の「鬼滅の刃 第20巻 ポストカード全16種セット付き特装版」で御座います!!
通常版と同時発売です!
いやー
情報を戴いた時の第一印象が
「……いかん、これトラブルとかクレームが絶対発生するパターンだわ……」
だったのですが。
予想通り、SNS等webでは
「どの本屋も予約を締め切っている!」
「予約が埋まるの早すぎ!」
「何で受け付けてくれないの?!」
等の文章が乱れ飛んでおりました(汗)。
……実のところ。
書店員的な私見を言わせて戴ければ。
ほとんどの書店さんは「埋まった」のではなく、「受け付けるのを控えている」のだと思われます。
かくいう勤務先書店でも、「特装版」のご予約は受け付けていなかったり致します。
それでは。
何故に受け付けていないのか?
理由は簡単。
「入荷数が分からないから」
(きっぱり)
基本的に本は取次(問屋さん)からの「配本」という形で入ってくるため、書店は入荷数を決めることが出来ないので御座います。
一応、「希望数」を伝えることは出来るのですが……
あくまで希望。
特にこーゆー人気商品の場合、
書店の希望通りの数が
入ってくることは
まずありません。
となりますと、入荷数よりご予約戴いた数の方が多くなることが確実で、
いわゆる
「客注割れ」
という状態になってしまいます。
せっかくご予約を戴いたのに商品をご用意出来ないお客様が出てしまうことになりますので、ご予約を受け付けることが出来ないので御座います。
――とはいえ。
「ご予約希望者がいる商品の入荷数が分からない」
といったことは「鬼滅の刃」に限らず、しばしばあったりすることだったり致します。
勤務先書店では通常このような場合
「お客様の分をご用意出来ない可能性が御座いますが、それでもよろしければ」
とお受けしております。
では何故今回はそれをしていないのか?
はい。
理由は、
「刷り部数が非常に少ないという情報があるから」
です。
「超絶大人気タイトル」
「特装版」
「刷り部数が少ない」
もー嫌な予感しか(汗)。
いやーもーねー。
実はこういう「話題」の「大型商品」で「手に入りづらい」という場合。
事前に「ご用意出来ないかも」と説明していても
「そんなことは言われなかった」
というクレームが結構な確率で発生するので御座います(汗)。
(文書を手渡そうがポスターやPOPで説明してようが、必ず)
「言った」「言わない」は水掛け論で、実際がどうだったであれこうなると商売的には書店側に非があることとなりまして。
書店員が謝り倒してご納得戴くしかないのです(泣)。
が。
中には
「予約してたんだから絶対に用意しろ!」
「どうしてくれる!」
「誠意を見せろ!」
等と非常に大きなクレームへ発展することも結構あったり致します。
故に対策として
「だったら受けない方が良い」
との結論に至るわけで御座います。
……さて。
ここまでネガティブな情報ばかり書いてしまいましたが。
逆に言えば
「配本数が決まったら受け付ける」
ということでして。
勤務先書店でも、取次(問屋さん)から配本数の通知が到着次第ご予約の受付を開始する予定でして、同様の書店さんも多いのではないかと思われますですよ!!
……ただ。
それがいつになるかは、取次さんのみぞ知るというのが辛いところなのですが。
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